知能や才能は伸ばせる?あなたの考えを確かめてみましょう。

キャロル・S・ドゥエックの研究にもとづく、16の文からなる無料テストです。ひとりなら約5分で受けられます。クラスで実施して、グループの匿名の結果をみんなで話し合うこともできます。

個人にも、クラスやグループにも

このテストは、能力をより固定的に捉える見方と、より成長志向に捉える見方の連続線上のどこかに、人は位置しているという考えに基づいています。実際には、知能・スキル・努力・習熟・学習を時間の中でどう理解するかという問題です。

マインドセットテストは、このテーマを教育の場で導入しやすくするために設計されています。授業の冒頭で使えるほど短く、その後の良質な対話を生み出せるほど具体的です。

マインドセットテストは何を測るのか

マインドセットテストは、知能や才能が発達し得るかについて、現在あなたが抱いている信念を探るものです。研究では、こうした信念はしばしば「暗黙の理論」と呼ばれます。つまり、能力はおおむね固定されているのか、それとも学習、練習、方略、支援、経験によって変化し得るのかという前提です。このテストは、あなたの知能や才能の高さを測るものではありません。発達の可能性をどう捉える傾向があるかを尋ねます。同程度の技能を持つ二人でも、その技能の由来や変化の可能性について異なる信念を持ち得るため、この区別は重要です。

質問票は16の文で構成され、8項目が知能、8項目が才能に関するものです。それぞれに、より固定的な見方を示す文と、より成長志向の見方を示す文があります。この均衡した表現により、回答が予測しにくくなり、すべてに自動的に同意する傾向を抑えます。固定的な見方の項目は平均を計算する前に逆転採点され、最終結果では全項目が同じ方向を示します。項目構成、逆転採点、翻訳、設計上の判断については、方法論をご覧ください。

各文には、「全くそう思わない」から「強くそう思う」までの6段階で答えます。中立の選択肢はありませんが、唯一の正解もありません。採点後、結果は1〜6の連続体で示されます。低い値はより固定的な見方、高い値はより成長志向の見方、中間付近は混合した傾向を表します。この数値は今の回答の要約であり、恒久的な分類ではありません。マインドセットテスト結果の読み方では、連続体をラベルに変えずに総合スコアと振り返りの問いを使う方法を説明しています。

知能と才能に別々のサブスコアがあるのは、信念が分野を越えて一様とは限らないためです。学力は勉強やフィードバックで伸びると考えながら、芸術、音楽、運動などの才能は主に生まれつきだと考えることもあります。逆の傾向を示す人もいます。二つのサブスコアを示すことで、違いを一つの平均に隠さず、どの前提が一貫し、どの前提が能力の種類、状況、過去の経験に左右されるかを振り返れます。

このテストは、学習について考える言葉を得たい生徒・学生や、努力、方略、フィードバック、間違い、支援について慎重に話し合いたい教師に利用できます。クラスルームモードでは、クラスやグループが同じ項目に匿名で回答し、個人スコアではなく集計傾向を話し合います。この使い方では、人格評価ではなく対話のきっかけです。学習者を「固定型」「成長型」に分けたり、成績を予測したりするために使ってはいけません。

このサイトの質問票は、診断、臨床尺度、検証済みの心理測定尺度ではありません。重要な意思決定のために標準化されておらず、入学、採用、選抜、成績評価、機会へのアクセスの判断には使用できません。表現、文脈、気分、言語、項目の解釈がスコアに影響します。また、成長志向のスコアが達成を保証することや、マインドセットが熟練した指導、十分な資源、教科知識、制度的支援に代わることも研究は支持していません。効果量、追試、測定上の限界、一般的な誇張については、成長マインドセットへの批判と限界をご覧ください。

教室で活用する

マインドセットテストには、この場面のためのクラスルームモードがあります。教師がセッションを作成して短いルームコードを共有すると、クラスやグループ全員が自分のブラウザで同じ16項目に回答します。名前もアカウントも不要です。教師が見るのは、6段階の回答分布を示す匿名化された集計結果だけで、順位、氏名付きスコア、個人回答は表示されません。

コード共有から集計結果の話し合いまで15分未満で、1コマの授業に収まります。特定の教科ではなく学習全般についての項目なので、どの教科でも使え、対象はおおむね14歳以上です。集計画面は3人以上が完了して初めて表示され、小規模なグループでも個人回答を推測できません。授業向けステップガイドでは、ルームの作成、教師に見える情報と見えない情報、実施前後の話し合い活動を説明しています。

Search Consoleの訪問データによると、このツールはすでに100か国以上のクラスやグループで利用されています。無料で登録は不要、生徒のアカウントも必要ありません。1分以内にクラスルームセッションを開始し、個人スコアではなく集計傾向をグループで確認できます。